今の家に住んで、もう20年です。
分譲住宅ですが、それと同時に町内会に入ることになりました。
町内会では回覧板が回ってきます。
この回覧板をはじめに回すのが班長さんです。
回覧板を回すだけならそう難しくありませんが、大事な案内を伝える役目もしています。
回覧板が回り終えて、班長である自分のもとへ戻ってきます。
ただのお知らせなら特に気をつけることはありませんが、内容によったら一度チェックしてみましょう。
子ども向けの行事の案内に、チェックをし忘れている人がいるかもしれません。
また、急いで次の人に回してあげない、至急の案内もあります。
そんなときは、班長さんが気をつけて回すことが大事です。
回覧板の回し方は地域によって違うでしょうが、私の町内ではとくに困ったことも起きていません。
どんな風に回覧板を回しているか、また班長さんが回すときにはどういう点に気をつけたらいいか、お伝えします。
回覧板のお知らせはのほとんどは、そんなにきっちり読まないといけない内容は少ないです。
私の住んでいる町内会では、ふつうは郵便ポストに入れて回します。
だいたいの方が、遅くても翌日には回してくれています。
たまに、回し忘れてどこかで止まっていることがあります。
そんなときは、班長さんが聞いてまわってあげよう。
旅行で不在の時は仕方がないですが、回覧板が回ってきているのを確認したら、できるだけ早くに回してあげましょう。
長期で留守にするときには知らせておこう
もし、長期の旅行で留守にする時は、となりのお宅に伝えておいて、飛ばしてもらって次の人に回してもらっていいと思います。
大事な案内のときだけ、あとから教えてもらうようにお願いしましょう。
それくらいのご近所づきあいは大事だね。
≫近所付き合いはどれくらい必要?一戸建てのわが家での場合【体験談】
回覧板を見たチェックは、ハンコかサインです。
(こちらでは)日付はいりません。
たまに、何も押さないで回す人もいます。
あえて注意もされていませんが、本当はきちんとサインするかハンコを押すのは基本です。
回覧板を回さないで欲しい人がいたら?
「自分は一人暮らしだし、夜も仕事で遅いし、回覧板の案内はほとんど関係がない。
飛ばしてもらえないか?」
そんな人もいるかもしれません。
実際に私の町内会の中でも、回覧板は回さずに飛ばして欲しい、と言われているお宅があります。
一人暮らしの男性です。
ちゃんと町会費は払われていますが、回覧板を回すのだけをやめています。
ただ、大事な案内が入っていたときだけ回すか、その用紙が余分にあればポストに入れておきます。
これについては、町会長さんも承諾されているので、特に問題にもなっていません。
回覧板を飛ばしてほしい、と言われる人がいたら、町会長さんにでも相談してみよう。
班長さんが気をつけて回覧板を回すときもある
ふつうのお知らせなら、順番に回覧板を回せばいいだけですが、大事な案内のときには班長さんが気をつけて回してあげる必要があります。
- 至急の用件のとき
- お金を集めるとき
- 配布するものがあるとき
至急の用件のとき
至急のお知らせは、ご不幸があった場合の連絡が多いです。
告別式の日程や場所が記載されています。
その時は、できればその日のうちに案内をしたほうがいいです。
1番いいのは、班長さんが1件1件回って、回覧板を見せながら回していく方法です。
その時点でお留守のお宅だけ、ポストで回してもらうかにした方がいいですね。
お金を集めるとき
赤い羽根募金や震災時の寄付などの回覧が回ってくるときがあります。
お金を入れる袋も付いていて、こちらではポストで回ってきます。
小銭とはいえお金が入っているので、気をつけて回す必要があります。
次の人に回すときは、夜に入れずに朝にポストに入れたほうがいいかもしれないね。
私の町会では、年に2回のお祭りの寄付も集めに来られます。
こちらは1口500円なので、班長さんが集金に来られます。
配布物があるとき
また、各家庭に一枚ずつ、配布用の案内がある場合もあります。
年末年始のゴミの日の案内や、地域の地図などです。
軽くて回覧板にはさめるモノなら「一枚ずつお取りください。」とメモを付けて回します。
大きかったり分厚かったりする場合は、回覧板とは別に各ご家庭のポストに入れてあげたほうがいいですね。
大事な案内の回覧板を回すときは要チェック
子どもの行事や敬老の会など、町内会の催しの案内を回し終えたら、対象の方がちゃんと見られたかチェックしてあげたほうが親切です。
もし、参加できるのにお名前の記載がなかったら
「○○の催しには参加されなくて大丈夫ですか?」
と聞いてあげてもいいかもしれません。
班長が回ってきたら?
できれば班長はしたくありませんが、順番ですし、1年間は班長を務めます。
(期間は地域によっていろいろ)
でも、私のところはそれほど大変さはないように思います。
年に1~2回の会合と、町会費と寄付金の集金くらいです。
他のことは、役員の方がしてくださっています。
最近では、お仕事をされているお母さんも多いですし、あまり負担になることもなさそうです。
これも、地域によるでしょうが・・・。
私の子どもたちが小さかった頃は、子ども会があり、いろいろな楽しい行事や集まりもあったのですが、最近はそういうのもなくなっているようですね。
昔から長く住んでいる地域の方々が役員になって、いろいろとしていただいているので、安心して暮らせていると感じることもあります。
いざというときには、頼りにさせてもらうかもしれませんしね。
最後に
たかが回覧板といえども、大事な案内を回すこともあるので、気をつけたいですね。
地域で違うこともあるでしょうが、早めに回すのは基本です。
そして、そこに長く住むのでしたら、ご近所さんともうまくお付き合いしたいですね。
必要以上の関わりはいらないと思いますが、気持ちよく挨拶をして、何かあった時には助け合いができる環境にはしたいです。
困った時はおたがい様
そう言えるくらいのお付き合いは大事だと思います。