子どもの習い事、続けていたらやめる時も出てきますよね。
理由はいろいろですが、子どもと話し合ってやめると決めたら、先生や教室に伝えなくてはいけません。
できるだけ、気持ちよくやめたいな。
私の2人の娘たちも習い事をしていていましたし、私自信も仕事で、習い事の教室の受付をしていました。
たくさんの、やめる生徒さんや保護者の方を見てきました。
習い事をやめるときにはいくつか大事なポイントがあります。
経験から、子どもの習い事をできるだけスムーズにやめる方法を紹介します。
子どもの習い事をスムーズにやめる方法は?
まず、子どもが本当にやめたがっているかを確認しましょうね。
家庭の事情もあるでしょうが、どうしてもの場合も、よく相談してあげてください。
子ども本人は知らずに、親がやめることを決めてしまって、「実は最後のおけいこだった。」ということがありました。
急なことでビックリして、泣いていた生徒さんを見たこともあります。
親子で意見が合わなかったら、やめずにしばらく休む、という選択もありますよ。
習い事をやめる理由
私が受付をしていた教室は、音楽教室でしたが、
習い事をやめる理由の多くは
- 受験のため・塾に通うため
- 部活で忙しくなった
でした。
小学校の高学年、または中学生に進級したとき、次に高校受験のため、となります。
要は、忙しくなって、習い事の時間が取れない、という理由です。
とくに、音楽教室となると、家での練習も必要となるので、忙しくなると続けるのが難しいのです。
次に、多いやめる理由は家庭の事情です。
- 子どもにやる気がなくなった
- 親が忙しくなり、送り迎えができなくなった
習い事をやめるなら早めに伝える
急な転勤、引っ越し、病気の理由などをのぞいたら、やめる時期を決めないといけませんね。
また、やめる理由を聞かれるので、きちんと答えられるようにしておきたいです。
もし、言いにくい事情なら、「家庭の事情」としていいと思います。
決めたら、早めに先生や教室に伝えましょう。
伝える方法は、教室によって変わってきます。
やめることを伝える方法・手続き
個人の教室なら、先生に直接伝えます。
忙しくない時間に電話をするか、おけいこの合間に少し時間をとってもらって、お話するか、がいいでしょう。
大きな教室、受付があるところでは、先に電話をして伝えたら大丈夫です。
また、退会届などの手続きが必要な教室もあるので、確認しておきましょう。
どちらも、急な事情以外は、やめる1ヶ月前までには伝えます。
お月謝が引き落としの場合は、止めるまでに日数がかかることもあります。
最後の挨拶はどうする?
習い事の最後の日は、保護者の方が先生に会って、お礼の挨拶をしましょう。
その日が都合が悪ければ、後日にあらためて、でも大丈夫です。
お礼の品は用意されるお宅が多いです。
日持ちするお菓子でいいと思います。
お手紙はなくても大丈夫ですが、もし、習っていた子どもさんが書けるのであれば、書いて渡せば、先生は喜ばれるでしょう。
最後に
子どもの習い事をやめるときの理由や伝え方、最後の挨拶などについてお話しました。
私は習い事の受付をしていたことがあり、何度も対応してきましたので、知っていることを紹介させていただきました。
やめることになっても、気持ちよく終わりたいですよね。
早めにきちんと伝えれば、先生もわかってくれますし、円満にやめることができます。
そして、やめる前には、子どもさんと話し合うことも忘れないようにしてあげてくださいね。