家で簡単にできるラジオ体操は座りながらもOK?シニアも大丈夫?

家にこもる毎日。
買い物に出かける以外は、ずっと座っているか、寝ているか。
これではいかん、と思ってラジオ体操をしています。
ラジオ体操は、YouTubeを見てやっているのですが、座りながらのパターンもあるんですね。
上半身だけの運動です。

他にも、ラジオ体操について調べてみて、わかったことがいくつかありました。

すると、びっくりすることも!
高齢者には注意を促すページもあったんです。

50代の私は大丈夫かな?

誰でもが家で簡単にできる運動はラジオ体操!と思っていたのですが、行うには注意も必要のようです。

無理をしてケガでもしたら、つらいですしね。(¯―¯٥)

だから、気をつけることを知った上でラジオ体操をはじめてみましょう
注意することがわかっていれば、家族で一緒に楽しめる運動です。
家でもできます。

シニアでも安心して行いたいラジオ体操について紹介します。

家で簡単にできるラジオ体操

体操をする親子のイラスト

ラジオ体操、やったことがない人っていないと思います。
私も、とても久しぶりにやってみたのですが、何十年もやっていなかったら、ずいぶんと忘れているもんですね。

お馴染みの「ラジオ体操」は、90年の歴史を持つ体操です。当社の起源である逓信省簡易保険局が1928年(昭和3年)に「国民保健体操」として制定し、日本放送協会のラジオ放送で広く普及しました。体操の内容も1951~1952年(昭和26~27年)に「ラジオ体操第一・第二」として再構成され、誰でも気軽に実践できる運動として現在も多くの方に親しまれています。

引用:かんぽ生命のHPより

ラジオ体操の効果は?

ラジオ体操では、普段使わない動作(曲げる・ねじる・伸ばす・ジャンプなど)のパターンで構成されています。 
これを繰り返し続けていると、脳に記憶されて、とっさの場合にその動作が発揮されるそうです。
ですから、ラジオ体操は不慮の事態に備えることができて、ケガや事故を予防することができるのです。 

また、全身をまんべんなく動かすことで、筋肉が伸びたり縮んだりします。
筋肉の伸縮にあわせて血管内の血液やリンパの循環が促進されるため、老廃物の排出や冷え性の解消に繋がるともされています。

ラジオ体操のメリットはいろいろありそうだけど、シニアにはどうなのかなー?

シニアがやっても本当に大丈夫?

体操のイラスト(おばあさん)

2017年に発売された「週刊現代」で、「実はラジオ体操は『膝』と『腰』を痛めます」との記事が掲載されたそうです。
高齢者にとってはラジオ体操が健康増進どころか、けがの元になるとの主張がしばしば見られる、とのこと。
実際に、ラジオ体操を続けていた人が、膝の痛みに悩まされたり、腰を痛めた人もいるそうです。

ラジオ体操には「飛ぶ運動が多い」

確かに、ラジオ体操では両足や片足で飛ぶ運動も多いです。
この運動も、腰や膝に負担をかけている原因とも言えるようです。
こうしたラジオ体操による高齢者のケガについては、「ラジオ体操は65歳以上には向かない」という本も出ています。
著者の戸田整形外科リウマチ科クリニック・戸田佳孝院長が以下のように述べられています。

クリニックのウェブサイトで、「高齢者にはひざを伸ばす筋力トレーニングが欠かせないのです。しかし、ラジオ体操は上半身(腕を回すなど)の運動が中心で、ひざを伸ばす筋肉を鍛える運動がありません......とくに、ひざが痛む人の多い高齢者には、ラジオ体操はあまり向いていません」と主張している。ただし、続けてこう説明していた。 「ラジオ体操をするにしても、その点をよく理解したうえで行い、足りないところは適切な運動で補うべきなのです」

もともと、ひざや腰が弱い方には注意が必要みたいです。
ひざや腰を鍛えるためのトレーニングは、別に適した方法でされる方がいいんですね。 

ただ、すべての高齢者にとってラジオ体操にリスクがあるわけではありません。
毎朝欠かさずラジオ体操をしているという人も多いです。

ラジオ体操が「高齢者の体に悪い」ではなく、自分の体調を自覚し、それに合わせて体を動かせばやはり効果は大きいと言われています。

参考にしたサイト

ラジオ体操は高齢者に危険って本当? 「膝に負担」の一方で「長寿の源」の声 : J-CASTニュース

ラジオ体操は座りながらもOK

私は、YouTubeのラジオ体操を見ながらしています。

ラジオ体操の動画では、座って上半身だけを動かす実演もされています。
下半身に負担をかけてはいけない人には、わかりやすい運動だと思います。

じゃあ、座ったまま上半身の運動は同じでいいのかな?

と思ったら、そうではないのです。
座ってやるラジオ体操はちょっと動きが違います
ですから、動画を見ながらされる方が良いと思います。  

ただし、ケガをされている方や、体力に自身がない方は、まずはお医者様に確認してから行ってくださいね。

ラジオ体操はいつやるのがいいの?

子どもは夏休みに朝からラジオ体操をやったりしますが、シニアだと朝からの運動は注意も必要のようです。

もちろん、シニアの方でも、朝から外で元気にラジオ体操をしている方もいます。
高齢者になると、起きるのも早くなると言いますよね。
運動するまでに、家事や他のことで、すでに活動されているので大丈夫なのかもしれません。

そうでなければ、高齢者(とくに60才以上)になると、朝早くからの運動は危険な場合もあるようです。

早朝にラジオ体操をされる方が多いと思いますが、できれば避けたほうがいいでしょう。というのも、朝は椎間板が寝ている間に水分を含み、めいっぱい空気を入れたタイヤのように膨れた状態になっているからです。ここで無理な動きをすると、椎間板を痛めやすくなってしまいます。

できれば、運動は夕方にしましょう、とすすめています。

参考にしたサイト 

医師が警告!ラジオ体操は「膝」と「腰」を痛めます(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(3/3)

ラジオ体操の運動量は?

私は、早起きが苦手なので、ラジオ体操は夕方にやっています。(^^ゞ
第2体操までで、約6分。
運動量としては、約25~30キロカロリーだそうです。
少し、ハアハアとなります。

1日1回くらいでは、ダイエット効果はきたいできませんが、気分転換にはなります。
本当は、1日3回くらい行うのがよいみたいです。
だから、元気なうちからはじめておくと、年齢を気にせずに長く続けられるかもしれません。

最後に

シニアがラジオ体操をする時に注意することを、紹介しました。

もちろん、すべての高齢者にとって難しいわけではありません。
一人ひとりの体調管理や健康状態によっても、効果が違うのは当然でしょう。

もし、ラジオ体操をしていて、ひざや腰が痛くなってきたら、別のトレーニングが必要かもしれません。
無理をしないことも大切です。

そして、それがわかれば、ラジオ体操は、誰でもが取り組める運動の一つだと思います。
家でもできるのがうれしいですね。

私は50才ですが、まだ身体が元気なうちに、ラジオ体操やウォーキングを続けたいとは思っています。

シニアでラジオ体操や運動をされる方は、気をつけてやってくださいね。

お題「#おうち時間

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