ういろうは名古屋が有名ですが、私のオススメは徳島県のういろうです。
主人がういろうはおいしくないと言っていたのですが、それは徳島のういろうを食べたことがなかったからです。
他にも、徳島のういろうを食べて、はじめてういろうをおいしいと思ったと言う人は多いです。
私は両親の故郷が徳島県だったので、小さい時からよくういろうを食べていました。
あずきが柔らかく、ちょうどいい甘さの何とも言えないおいしさです。
じゃあ、どうしてういろうは名古屋が有名なの?
ようかんと似ているけど、どう違うの?
そんな疑問と合わせて、徳島のういろう(阿波ういろ)を紹介します。
ういろうは徳島がおいしい【阿波ういろ】
日本最大ういろうの1つが阿波ういろと言われる、徳島のういろうです。
徳島県のういろうがおいしいなんて知らなかったなー。
阿波ういろを食べてもらった人には、よく言われます。
徳島の阿波ういろうの特徴
徳島のういろうはあずき、米粉、砂糖、食塩がおもな原料ですが、もち米や和三盆等を使っているものもあります。
食感はモチモチしていて、小豆の甘さが程よく感じられます。
あんこ好きにはたまりません。(´~`)
いくつかの店で阿波ういろは作られていますが、私がいつも食べてきたのはふくやのういろうです。
内側が銀紙で包まれたういろうは、大きいまま箱の中に入っています。
それを切っていただくのですが、いくらでも食べれるほど、とってもおいしいです。
保存期間は、開封前は1週間、開封後は3日で、冷凍保存もできます。
阿波ういろの歴史
江戸幕府11代将軍の時代(寛政年間1789~1800年)に、サトウキビの栽培が阿波の国に伝わったことが誕生のきっかけ。そのサトウキビをもとに「阿波和三盆糖」が作られました。これをお祝いしようと、徳島藩主や領民一同が旧暦3月3日のお節句に食したとされるのが「阿波ういろ」だと言われています。。
引用:阿波ういろの公式HPより
ういろうと言えば名古屋?
私にとってはういろうは、徳島が当たり前だったのに、周りの人はほとんど知らなくて、
名古屋の特産物だと言われてびっくりしました。
ういろうの発祥は中国で、日本に最初に上陸したのは博多だったとも言われています。
でも、中には、小田原や三重県が発祥だとも言われていたりもします。
本当のところはう~ん・・・。
江戸時代の絵図や書物に「ういろう餅」があり、名古屋では1659年頃から作られたとされています。
1964年の東海道新幹線開通により、社内販売されたことで人気となり、名古屋名物となったそうです。
名古屋のういろうの特徴
米粉と砂糖を主原料とした名古屋のういろうは、淡白な風味が特徴です。
私の印象ですが、見た感じは、ようかんに近いです。
喉越しもツルッとした滑らかさがあり、弾力がある食感ですよね。
透明感のあるういろうもあったり、彩りがきれいなものもありますね。
ういろうと羊羹(ようかん)の違い
ういろうはようかんの一種ですが、違いは何でしょう?
米粉などの穀物を使った粉に砂糖や水を加えて練ったものを、せいろで蒸して固めた和菓子
あずきの餡を型に流し込み、寒天で固めた和菓子のこと
どうやら、違いは原材料みたいですね。
ようかんは、米粉は使わず、あずきの餡を使っています。
固める方法の、寒天を使うか使わないかも違います。
また、あずきを使うか使わないかも違いにある、とも言われていますが、徳島の阿波ういろはあずきも大事な原料のひとつです。
食べ比べたら、食感で違いはわかりますが、ようかんはのどごしがよくツルッとしていますが、ういろうはモチモチとしています。
阿波ういろのおすすめのお店はふくや
私のいち押しのお菓子、阿波ういろの1番のおすすめはういろのふくやです。
徳島に行くことがあったら、ぜひお土産に買ってみてください。
宅配注文もされています。
ういろのふくやの情報
名称 | ういろのふくや |
営業時間 | 8:30~17:00 |
定休日 | 火曜日 |
住所 | 〒770-0833 徳島市一番町三丁目二十七番地 有限会社ういろのふくや |
TEL | (088)652-7685 |
アクセス | 徳島駅より徒歩1分 |
HP | http://www.tcn.ne.jp/~uiro/ |
地図 |
2020年3月の情報です。
おわりに
徳島の阿波ういろが大好きな私が、ういろについて紹介しました。
名古屋のういろうもおいしいですが、阿波ういろを食べたことがない人には、ぜひ食べて欲しい1品です。
他の、あんこのお菓子とはまた違った食感に味わいです。
いくらでも食べれる阿波ういろ。
紹介しているうちにも、食べたくなってきました。(´∀`)