私は昔は、嫌いな野菜がいくつかありました。
でも、今では、嫌いな食べ物はありません。
何でも食べられます。
私の娘たちも、20才を超えましたが、食べ物の好き嫌いがあります。
でも、私も、娘たちも、子どものときには何でも食べれていました。
給食で困ることもありませんでした。
よく考えたら、好き嫌いが出てきたのって、中学生くらいなんです。
どうしてでしょう?
これには理由があります。
そして、私は今では何でも食べれますが、娘たちには嫌いな食べ物をムリヤリに食べさせてはいません。
ガマンしたら食べれる野菜ですが、別に無理をして食べなくてもいいと思っています。
私みたいに、そのうちに食べれるようになることもあります。
嫌いなものをガマンして食べて食事が楽しくないようなら、無理はしなくても大丈夫です。
ただ、かと言って、子どもが小さいときに好きなものだけ与えていいというわけではありません。
- 好き嫌いはいつからはじまる?
- 好き嫌いが出てきたらどうする?
- 好き嫌いがなくなった理由は?
- 小さい時の食事で気をつけておきたいこと
などについて、子育てをしてきた経験からお話してみたいと思います。
好き嫌いはいつからはじまる?
先ほども書きましたが、私は子どもの時は野菜嫌いでした。
ピーマンになすび、おでんの大根、セロリ、などなど。
今では、嫌いなものはなく、何でも食べれます。
ピーマンもなすびも大根もセロリも、おいしいです。
大好きです。
子どもの時というか、幼稚園や小学校の時は、まだなんでも食べれていました。
この理由は2つあると思います。
子どものときにはまだ味覚が発達していなかった。
(味覚の発達は、3ヶ月ごろから10歳ごろと言われている。)
他のもっとおいしいものをあまり食べていなかったから、何でもおいしかった、というのもあてはまると思っています。
中学生くらいから、自分で好きなおやつや食べ物を買うようになると、好き嫌いが出てきたように思います。
これは、私の娘たちも同じです。
子どものときには、何でも食べてくれていたのに、急に嫌いなものが出てきました。
理由は、私のときと同じだと考えています。
不思議なことに、同じものを食べさせてきたのに、長女も次女も、嫌いな野菜は違います。
かと言って、どの野菜も食べれないわけではありませんから、心配はしていません。
納豆も大好きですしね。
私は、ストレスになるくらいなら、嫌いな食べ物は食べなくてもいいと思います。
他の食べれるもので代用ができるからです。
好き嫌いがなくなった理由は?
私が何でも食べれるようになったのは、自分が料理をするようになってからです。
私は、結婚するまで、料理はできませんでした。
実家暮らしで母に任せっぱなしでした。
そんな私が、結婚が決まり、やっと母親から料理を教えてもらって作るようになりました。
そしたら、自分で作った料理がおいしく感じられて、苦手だった食べ物も食べれるようになったんです。
食べて欲しい人に料理を作るようになったら、嫌いな食べ物も自然と食べれるようになるのかもしれません。
ですから、娘たちにもそんな時期が来たら、少しは嫌いなものもなくなるかも知れないと思ったりしています。
大人が野菜嫌いだと困る?
ただ、社会人になると、仕事のお付き合いで食事をすることも増えますね。
そんな時に、食べれないものがあると困ることがあるかもしれません。
あとは、動かないでお肉ばかり食べて、体重増加。
は、ちょっと心配ですね。
困るとしたら、それくらいではないでしょうか。
あのイチローも野菜嫌いで有名ですしね。
大人になったら、サプリメントで足りない栄養を補給することもできます。
娘たちも、誰かと一緒に食事をするときには、嫌いなものも仕方なく食べていることもあります。
小さい時は何でも食べさせる
私も、私の娘たちも、子どもの時は好き嫌いはありませんでした。
むしろ、何でも喜んで食べていたほうです。
もちろん、食べるとうれしい好きな食べ物はありましたが、
何でも食べるのが当たり前、という感覚で口にしていたように思います。
ですから、小さいときに、できるだけいろいろなものを食べさせてあげるといいのではないかと思います。
おやつは、時間を決めて、量を決めてあげて下さい。
おやつでお腹が一杯にならないように気をつけましょう。
最後に
私も好き嫌いはあったけど、結婚を機に料理をするようになったら、好き嫌いはなくなり何でも食べれるようになりました。
娘たちを育てていて思ったのも、子どもの時は何でも食べていたのに、中学生の頃から好き嫌いが出てきたということ。
その頃から、もし好き嫌いが出てきても、ムリに食べないでもいいのでは?と思います。
大人になったら、食べれるようになることもあります。
そして、何よりやっぱり食事は楽しく食べるのが1番。
苦手なものを食べれない野菜の栄養は、他の食べれるもので補うこともできます。
食べさせようとする親も、イヤイヤ食べる子どもも、ストレスにならないようにして欲しいです。
娘たちが、この先、嫌いな食べものを克服できるかはわかりませんが、もしそれで困ることがあるなら、自分たちで解決するでしょう。
小さい子の飲み物にも気をつけてあげて下さい。