2週間ほど前ですが、京都の城南宮へ梅を見に行きました。
ちょうど見頃でとてもきれいで、メジロも何匹も飛んでいました。
とても性能のいいカメラを抱えながら、写真を撮っている方もたくさんいましたね。
梅の実をついばみ、木から木へと移りながら飛んでいるメジロを見ると、懐かしさも感じます。
昔、私が子どもの頃、父親がメジロを獲ってきて、家で飼っていたことがあるのです。
え、メジロって家で飼えるの?
と思われた方もいるでしょうか。
昔は飼っている家も何軒かあったんですよ。
でも、今は飼えないようです。
メジロを見たいなーと思われるなら、梅を見に行きましょう。
他に方法は?
メジロの紹介をします。
メジロを見たいなら梅を見に行こう!
メジロを見たいなら、梅を見に行くとよく現れます。
きれいな抹茶色の体をした小鳥です。
目の周りが白いことからメジロと呼ばれています。
でも、メグロ(目の周りが黒い)もいるんだって。
メジロは梅の花蜜が大好物。
梅が咲くと飛んできます。
また、他にも甘いものが大好きなので、秋には柿などの果実を食べに来ます。
上の写真のように、枝にみかんを付けていると、よく現れます。
家の庭の木にミカンを半分に切ったものを付けていると、メジロが飛んでくることもあるそうです。
メジロとウグイスの違いは?
メジロに似た鳥でウグイスがいますね。
どちらも、スズメ科の小鳥です。
体の色では、ウグイスはちょっと茶色や灰色っぽかったりします。
メジロのほうが、黄緑色っぽいです。
メジロとウグイスの1番の違いは、鳴き声です。
メジロはチュンチュンやピィピィと言ったスズメに近い鳴き声ですが、ウグイスはホーホケキョです。
メジロは昔は家で飼うことができた
かわいいメジロを家で飼いたいと思う方もいるようですが、今は残念ながら飼えません。
最初にもお話しましたが、私が子どものときには、メジロを家で鳥かごに入れて飼っていました。
父親が、よくほうれん草をすり鉢で潰しては、エサにしてあげていましたね。
鳥かごから出た瞬間に、窓から飛んで行ってしまった記憶が今もはっきり残っています。
今はメジロを飼えるの?
2012年4月1日に第11次鳥獣保護事業計画により、愛玩飼養目的のための新たな捕獲がすべての都道府県で禁止されました。
都道府県知事が認める特別な事由に該当する場合は飼える場合もあるとされていますが、判断は難しそうです。
ですから、メジロを勝手に捕獲して、家で飼うことはできません。
もし、弱っているメジロを助けた場合などは、一時的に保護することはできるかも知れませんが、県の観光管理事務所へ相談してください、とされています。
まとめ
かわいい子鳥、メジロについて紹介しました。
梅の時期は地方によって様々ですが、関西でも3月中旬までは楽しめるところもあるようです。
ただ、今年は暖冬だったので、開花も早かったそうですね。
そろそろ見頃も終わりかもしれませんが、甘いものがあれば、メジロがどこかからやってきてくれるかもしれませんね。
昔は家でも飼えていたメジロ。
でも、やっぱり鳥かごの中より、自然の中で自由に飛び回っている方が、メジロにとっても見る人にとっても気持ちいいですね。
たまに見ることができるからこそ、季節も感じられます。
見かけたら、写真に撮っておくだけでも、いい思い出になりますね。