ハードコンタクトレンズを使い続けて35年です。
子どもの時から視力が悪くて、ずっと分厚いレンズのメガネをかけていました。
高校生になり、ハードコンタクトレンズに替えてから、今ではもうコンタクトレンズを手放すことはできません。
最近、眼科で測ってもらった視力は、裸眼で両目とも0,04でした。
裸眼では、自分の顔すらまともに見えなくて、化粧もできません。
現在、50台の私。
レンズがないと生活する上で不便なので、できるだけ気をつけながら、この先も使い続けたいと思っています。
- ソフトコンタクトレンズとの違い
- はじめてコンタクトレンズを着けたときのこと
- コンタクトレンズを使う上で失敗したこと
- コンタクトレンズがずれたらどうする?
35年、ハードコンタクトレンズを使い続けた経験から、知っていること、気をつけていることをお伝えします。
ハードコンタクトレンズを35年使い続けて
知っている人も多いと思いますが、コンタクトレンズには2種類あります。
- ハードコンタクトレンズ
- ソフトコンタクトレンズ
私が使っているのはハードコンタクトレンズです。
ハードコンタクトレンズの寿命
ハードコンタクトレンズは2~3年が交換時期と言われています。
私は予備を持っていて、2セットあります。
視力が悪すぎて、合うレンズの在庫がないので、失くしたら取り寄せてもらわないといけません。
だから、いつも2セット購入して、交代で使うようにしています。
2セットあれば、問題がなければ5年は使えると思います。
レンズがすぐに手に入る人は、1セットで大丈夫です。
ハードコンタクトレンズの値段
私は今まで、何度もハードコンタクトレンスを購入してきました。
昔は両目で5万円くらいでしたが、最近は3万円くらいで買えています。
ちゃんと眼科で診察を受けて、処方してもらってのレンズの代金です。
新しいレンズは、1年以内に追加して購入すると料金も安い場合が多いです。
今は自分の視力に合わせて、最近はネットで購入される方も多いですね。
お値段も1枚、1万円以下のレンズもあるようです。
でも、初めてのコンタクトレンズなら、やっぱりきちんと眼科を受診して買うのをオススメします。
ソフトコンタクトレンズとの違い
ワンデー(1Day)や2ウイークなどの、短い期間で使い捨てできるソフトコンタクトレンズと比べて、ハードコンタクトレンズは使用年数が長く、コスパがいいことが特徴です。
また、ハードコンタクトレンズの方が、目に対する安全性や角膜への酸素供給量が高いというメリットもあります。
もし、外でハードコンタクトレンズがはずれても、とりあえずは水で洗ってから着けることもできます。
パソコンを使っての仕事も多く、ドライアイで目が乾く方もいるでしょう。
ハードコンタクトレンズだと、装着したまま使える目薬も多いです。
その場合は、防腐剤フリーの目薬をオススメします。
ただ、運動をするなら、ハードコンタクトレンズは、ずれやすいので向いていません。
ソフトコンタクトレンズの方が便利です。
ハードコンタクトレンズは痛い?目の形による
私がメガネからコンタクトに替えたのは、高校生になるときです。
眼科で「視力が悪すぎるので、ハードコンタクトレンズしかムリ」だと言われました。
乱視も入っているので、取り寄せになります。
はじめてハードコンタクトレンズを装着した時、感動でした。
私の目の形(カーブ)に、レンズは合っていたみたいで全く痛くありませんでした。
メガネと違い、まわり全体がよく見える開放感に、とてもうれしくて救われた気持ちになったのを、よく覚えています。
それから35年間、ハードコンタクトレンズを使い続けています。
ハードコンタクトレンズを着けて失敗したこと
失敗談もあります。
コンタクトレンズを着けているのをすっかり忘れて、プールの授業を受けて、レンズをなくしてしまった高校3年生。
目が痛くて、コンタクトレンズを入れれなくなり、1週間メガネで過ごさないといけなかったOL時代。
バイト先の洗面所で、コンタクトレンズを落として失ってしまったこともありました。
コンタクトレンズを紛失した経験は、数回あります。(¯―¯٥)
コンタクトレンズなしでは生活できない
私がハードコンタクトレンズを使い続けて、気をつけていることもお話します。
- 予備を1セット用意して交代で使う
- コンタクトレンズがずれたときは?
- 装着時間を守る
- 定期的に眼科検診を受ける
予備を1セット用意して交代で使う
私のレンズは取り寄せなので、すぐに購入できません。
注文してから、数日かかります。
メガネも持っていますが、ちゃんと見えません。(¯―¯٥)
高校生の時には1セットしか持っていませんでしたが、バイトをはじめてからは予備で1セット用意することにしました。
ハードコンタクトレンズは使っていなくても、洗浄保存液につけておくことで、保存できます。
でも、1ヶ月に1度は液を交換しないといけません。
私は、2セット持っているレンスを、交代で使っています。
レンズを着けている方の空のケースは、使うまで乾燥させておきます。
ケースも、数年ごとに買い替えましょう。
1本で便利な洗浄保存液で保湿もできる
ケア用品は、1本で洗浄も保存もできるハードコンタクト専用の洗浄保存液が便利です。
たとえば、私が使っているモノケアは、ハードコンタクトレンズのうるおいを 保ってくれるので、ドライアイにもオススメのケア用品です。
うるおい効果が高い保湿成分「ヒアルロン酸ナトリウム」が配合されています。
また、ヒアルロン酸ナトリウムのうるおい効果をさらに持続させるために両性界面活性剤も配合しているので、うるおっている状態をより長くキープすることができます。
たんぱく分解酵素と界面活性剤を配合することでたんぱく質や脂質による汚れをしっかり取り除き、レンズをきれいに保ってくれます。
- 保存ケースにレンズを入れ同液を9分目まで入れる。
- ふたを閉めそのまま4時間以上放置。
- レンズホルダーに入れたまま水道水ですすいで使用。
コンタクトレンズがずれたら?
ハードコンタクトレンズは、ちょっとしたことでずれることがあります。
レンズがずれたら、鏡を見てレンズがある位置と逆の方向に黒目を向け、レンズを少しずつ目のフチを寄せながら、黒目に戻していきます。
見える範囲にレンズが見当たらなかったら、目を閉じて、目の周りをそっと指で軽く押しながら探してみましょう。
少しずつ、指で目の中央に向かってレンズを戻していきます。
目のうらにレンズがまわったかも?
私も、ずれたレンズがなかなか見当たらなかったときに、目の裏にまわったかも?と心配になったことがあります。
でも、コンタクトレンズが目のうらにいくことはないそうです。
どうしても目の中で見つからない時は、眼科に行きましょう。
目が乾燥したときにも、コンタクトレンズは外れやすいので、目を潤うことは大切です。
レンズの装着時間を守る
ハードコンタクトレンズの装着時間は、長くても12~14時間とされています。
しかし、私はメガネでは見える限界があるので、やはりコンタクトレンズにたよってしまう毎日。
朝、起きてからはギリギリまでメガネでやれるところまでやっても、15~16時間くらいは着けてしまっています。
目に少しでも傷があると、痛くてレンズを入れれなくなります。
それは数日続くこともあります。
しばらくはコンタクトレンズを入れるのをガマンして、過ごすしかありません。
痛くなるのが片目だけのときは、大丈夫なほうだけはコンタクトレンズを入れて過ごすこともあります。
(眼科の先生の許可を得ています。)
定期的に眼科検診を受ける
眼科検診だけは年に数回、受けていて、いくつかの目薬を処方してもらっています。
眼科検診では、だいたい眼圧や視力検査をするくらいですが、ちょっとでも不安がある時は先生に伝えて、もう少し詳しい検査をしてもらいます。
今のところは、特に問題はなさそうです。
目薬も市販でもいろいろありますが、眼科で出してくれる目薬のほうが安心。
料金も安いです。
まとめて10個ずつ、処方してもらっています。
最後に
私は35年間、ハードコンタクトレンズを使い続けています。
若いときには、無理して目を酷使したり、レンズを水につけっぱなしだったりと、今思えば信じられないことをしていました。
視力はとても悪いですが、それでもかろうじて見えている目を大事にしたいです。
私は裸眼で生活しにくいし、メガネでも限界があるので、できるだけ長く、ハードコンタクトレンズのお世話になりたいと思っています。
そのためには、やっぱり目をいたわりつつ、コンタクトレンズのケアはきちんとして使うことが大事ですね。
次に生まれ変わったら、裸眼でも生活できる、よく見える目が欲しいです。^^